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| 寺内定夫デザイン研究所の歴史 寺内定夫が初めておもちゃデザインを発表した1950年代半ば頃。 その後、経営的には厳しいながらも、次々おもちゃデザインを手がけ、ようやく軌道に乗り出した 1960年代頃から、徐々に若いデザイナー志望の方や、寺内の仕事に 関心のある方が集まるようになりました。 なかなか古い写真が見つからず残念ですが、私(二代目)が小学校入学の頃には 多い時には10名ほどのデザイナーが出入りしていたでしょうか。 現在、木のおもちゃ作家として活躍されている方も、おもちゃに関わる仕事をされている方 今では有名な絵本作家になった方… 顔ぶれも多彩だったと思います。 その頃は、東京都の府中市の小さな借家に住み、その隣に同じ作りの1軒を借りて 父と若手デザイナーたちが仕事をしていました。 昔ですし、鍵もかけず出入り自由な感じでしたので、子どもの頃の私は 誰が誰なのか、毎日いる人以外はわからないような思い出があります。 昼食になると、母が全員の分を用意して、みんなで一斉に食べるような、にぎやかな家でした。 当時もきっと裕福ではなかったはずですが、将来を夢見るデザイナーや絵本作家や 色々な作り手の方が、仕事の合間に遊んでくれたり、宿題を教えてくれたり 時には叱られたりして、思い起こせば不思議な空間でした。 近年まで大手メーカーが生産している保育遊具、積み木、ままごと等の原型デザインの大半は この頃の寺内定夫と、寺内定夫デザイン研究所で考案されたものですので よくお客さまが…「これと同じようなおもちゃが、子どもの頃に保育園や幼稚園にあった!」 と思われるのは、その原型デザインが同じ、寺内定夫デザイン研究所のものだからです。 |
![]() (おそらく1960年代初期の写真) 母と |